美術館好きのひとりごと

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美術展の中には大変なお宝も?

2015-09-04 10:13:40

前回のブログの続きとなりますが、美術館と並んで押さえておきたいのが「美術展」の存在。美術展は期間限定の展覧会なので、開催期間中に観に行かなければなりません。期間限定だけに、時々とんでもないものが見られたりするのが特徴です。とくに日本は、大変な歴史的秘宝が結構やってくる、美術的に恵まれた国として有名です。

2015年といえば、国立新美術館で2月21日~6月1日に「ルーブル美術館」の絵画が展示されていました。ルーブル美術館といえば、ご存知パリの有名な美術館ですよね。もし世界一の美術館を一つ挙げろと言われたら、ルーブル美術館を挙げる人が多いことでしょう。

そのルーヴル美術館を代表するフェルメールの「天文学者」は、フランス国外に出ることすら滅多にないという、まさに門外不出の至宝。それがなんと日本で見られたのです! 生きているうちに再び日本で見られることは、もうないかも……というレベルです。

ほかにもレンブラントやティツィアーノ、シャルダン、ミレーなど、ヨーロッパの近代美術史を代表する作品がルーブルから日本にやってきたという貴重な美術展でした。

美術の知識があまりない……という方は、「クレオパトラとエジプトの王妃展」のような、わかりやすい美術展がオススメです。美術を知らなくても古代エジプトのことなら、なんとなくわかることでしょう。詳しいことは、ガイドのお姉さんが現地で教えてくれるから大丈夫です。

6月29日まで国立新美術館で開催されており、7月11日~10月12日は京都市美術館で開かれているのが、「マグリット展」。20世紀のシュルレアリスムを代表する画家で、美術的な素養なんかなくても、一目見れば「うわっ、すごい!」と誰もが感心する作品ばかり。

「今日はなんとなく美術館に行こう」という習慣がない人は、ぜひ期間限定の「美術展」をチェックしてみてください。